口コミ・評判・体験談(学生、男、23歳)

23歳の大学院生です。奨学金を使用しても学費が足りなくなり、カードローンでカバーしたいと考えていました。

今の奨学金は貸与型がほとんどなので、実質的にローンと何ら変わりません。

僕が知るかぎり、奨学金の申込者の割合は5割を超えていたと思います。経済的に余裕のある家庭でなければ、貯金だけで学費を捻出するのはかなり難しいでしょう。

学資保険に加入していれば、カードローンのことなど考えなくてよかったのかもしれませんが。

僕がカードローンから借りたいと考えた理由はほかにもあります。用途が自由なので、生活費として使うことができるからです。

今はひとり暮らしをしているのですが、大人になると飲み会への参加も当たり前のようにあり、いろいろとお金がかかります。

生活費全般をローンでカバーするのではなく、ちょっと足りないときに一時的に借りる目的で利用したいと考えていました。

そこで検討したのが銀行のカードローンでした。学生ローンではありませんが、20歳以上で安定収入があれば借りられるのです。

僕には会社員のような大きな収入はありませんが、家庭教師のバイトをしていたので月収で7～8万円はありました。さっそく銀行に連絡してみると、借りられる可能性が高いので、審査を受けてみてくださいと言われました。

最近はプロミスなどの大手、中小消費者金融などの金利もかなり低くなっていますが、実際に金利比較をしてみると銀行のほうが低金利でした。

不足分の学費は20万円ほどで、あとは10万円を万が一に備えて借りたいので、30万円の融資を受けたいと考えていました。

当初は無利息期間のある消費者金融の使用も検討しましたが、長期借入を前提とすると低金利の銀行ローンのほうがお得になりました。

30日間は利息0で借りられても、31日目からは普通どおりの利息が発生してしまいますから。

万が一、返済できなくなって債務整理することになれば、将来のローン契約に影響しますよね。ブラックになるのは自己破産だけかと思っていましたが、個人再生や任意整理でもブラックになるそうです。

無理なく返済するには計画性も必要ですが、何より低金利で借りることが重要だと考えたのです。

金融機関選びでは、口コミや評判、体験談なども参考にしながら、最終的に2つの銀行で借りることにしました。

他の金融機関よりも金利が低いこと、実際に電話連絡をしたとき対応がよかったこと、契約極度額が大きいこと、総量規制の対象外であること、などが判断要素となりました。

審査を2行に絞ったのは、個人情報を残さないためです。インターネットサイトでカードローンについて調べたとき、申し込み情報は個人信用情報機関に残ると記載されていました。

1ヶ月の間に5社に申し込んで、申し込みブラックになった人の体験談も紹介されていました。そこで、借りられる確率の高い銀行だけに絞っていったのです。

審査では他社からの借り入れについて聞かれました。借り入れ件数、利用残高が大きくなると融資できないそうですが、僕の場合はローン初契約だったので問題ありませんでした。

銀行スタッフの方によると、ローンをはじめて使用するのは学生時代が理想的だそうです。早くから実績を確立しておけば、社会人になってからローンやクレジットカード契約をするときも有利になると。

審査には見事に通過し、その後バイト先に在籍確認の電話があり、それから融資が決定しました。2つの銀行から、それぞれ15万円の融資を受けることに成功しました。

外出するのが嫌だったので、指定口座に振込融資をしてもらいました。誰にも見つからない方法で借りたかったのです。友人が窓口でローン契約をしているとき、親戚のおじさんが入ってきて気まずい思いをしたそうですから。

カードローンは本当に便利なローンだと思います。バイトで忙しくても、返済するのに困ることはありませんでした。バイト先のとなりにコンビニがあり、店内のATMで借入・返済ができてしまうのです。

ちょっとした買い物に行ったついでに、自分の都合でしかも誰にも知られることなく貸し借りができるのは嬉しい限りです。毎回、銀行窓口に出向くのは気が引けますし、いつか誰かに見つかると思っていますから。

あと追加返済ができるのもいいですね。月一の返済のほかに、3,000円や5,000円といった少額の追加返済をしていきました。

たった数千円を追加するだけで、ローンの返済期間はぐっと短くなりますし、利息の軽減にもつながります。利息を抑えたい方は、追加返済できるローンを選ぶといいですよ。