ジェイスコアのAIスコア診断による融資申込み:借り換えに最適?
J.Score(ジェイスコア)で借りた人は借り換えが多い?
最近、ネット広告が大量に投下されていますジェイスコアのAIスコア・レンディングは、金利の上限が12%と他の消費者金融会社よりも6%程度ほど低く、借り換えればかなり金利負担が少なくなると考えている方が多いようです。
確かに金利だけを見ますとそのように見えます。
従って、他の消費者金融会社からの借入残高が多くなって、返済が厳しくなっている場合には、借り換えによって返済が楽になるように見えます。
また、他社の借入が少なくても、金利負担が少ないことから借り換えを考えておられる方もいるかもしれません。
借入残高が100万円になっているとしますと、月間の利息負担だけで他の消費者金融会社の場合には15,000円程度になっており、月間5,000円程度の金利負担が減ることになります。
では、本当にジェイスコアで借り換えをした場合には、返済は楽になるのでしょうか。詳しく見てみることにします。
ジェイスコアのAIスコア・レンディングは金利が低い
ジェイスコアの融資金利は、AIスコア得点が600点台であれば、融資金利は0.8%~12.0%となっており、150万円までの融資が可能となっています。
これは、大手消費者金融会社から借りている方の2/3以上が15%以上の融資金利であることから見てもかなり低い水準と言えます。
従って、現在、大手消費者金融会社などから借りている方の場合には、かなり魅力的な金利と言えるのではないでしょうか。
ジェイスコアのAIスコア・レンディングは借り換えによって負担軽減が可能
では、ジェイスコアのAIスコア・レンディングでこれらの消費者金融会社の借入残高を借り換えた場合、返済は実際に楽になるのかを比較してみましょう。
プロミスとの比較
プロミスから100万円、17.8%で借入をしている場合に、それをジェイスコアのAIスコア・レンディングで借り換えた場合について、比較してみます。
プロミスの月間返済金額は、100万円の場合は、残高に2.53%をかけて算出されます。
返済金額=1,000,000円×2.53%=25,300円
であることから、実際の月間返済金額は26,000円です。
このうち、利息は
1,000,000円×17.8%×30日÷365日=14,630円
となり、元本充当額は11,370円となります。
これに対して、ジェイスコアのAIスコア・レンディングから金利12.0%で借り換えた場合には、月間返済金額は、23,000円となり、利息は9,863円で元本充当額は、13,137円です。
すなわち、月間返済金額は3,000円、利息は4,767円安くなり、元本充当額は1,767円多くなります。
アコムとの比較
また、アコムから極度額100万円で100万円を、金利18.0%で借りている場合には、毎月の返済金額は3%で30,000円、利息は14,794円で元本充当額は15,206円です。
従って、月間返済金額は7,000円安くなり、利息は4,931円安くなり、元本充当額は2,069円少なくなります。
このように、月間返済金額は3,000円から7,000円安く済むことになります。
従って、大手消費者金融会社から借入残だが100万円程度ある場合には、ジェイスコアのAIスコア・レンディングに借り換えることによって月々の負担は少なくすることができるのです。
少額の借入金の借り換えにはメリットはない場合がある
但し、金利は先ほどと同じで借入金額が10万円の場合を見てみますと、
返済金額 | 利息金額 | |
ジェイスコア | 4,000円 | 986円 |
プロミス | 4,000円 | 1,463円 |
アコム | 5,000円 | 1,479円 |
となり、月間の返済金額にはほとんど差がなく、利息金額の負担軽減は約500円程度の差になります。
但し、ジェイスコアの返済手段が、ペイジーが使えず、銀行振込みしか出来ない場合には、プロミス、アコムの直営ATMやコンビニのマルチメディア端末から無料返済する場合に比べますと、500円の差はなくなります。
従って、借入残高が少額の場合には、返済方法が限られているため、金利メリットはほとんど返済手数料でなくなってしまうと言えるのです。
また、ジェイスコアの場合には、ローンカードが発行されず、直営・提携ATMがありません。
そのため、午後14時50分を超えた場合には、当日の即日キャッシングはできませんので、急に友達と飲みに行くことになり、お金が必要と言う場合にはお金を引き出すことができません。
このように、ジェイスコアのAIスコア・レンディングの場合には、かなり利便性を犠牲にして金利を低くしている面がありますので、借り換え金額が少ない場合には、逆効果になる場合もあるのです。
ジェイスコアのAIスコア・レンディングはAIスコア診断から
ジェイスコアのAIスコア・レンディングで借り換えをしようと言う場合には、まずAIスコア診断を受けてから申込むことになります。
この際に、AIスコア得点が600未満の場合には、借入はできませんので、借り換えはできません。
ジェイスコアのAIスコア・レンディングの融資条件
ジェイスコアのAIスコア・レンディングの融資条件は次のようになっています。
- 実質年率:0.8%~12.0%
- 利用限度額:10万円~1000万円まで
- 年齢条件:満20歳以上~70歳以下
- 返済方式:残高スライドリボルビング方式 ※最低約定返済額1千円(1千円単位)
ジェイスコアのAIスコアの得点は?
従って、ジェイスコアのAIスコア診断を受けて、どのようなAIスコア得点になるのかによって、まず借り換えが可能なのかどうかの見当をつけてみることになります。
ジェイスコアの申込み
ジェイスコアのAIスコア得点が、借り換え可能な点数になっている場合には。申込みを行います。この際には、AIスコア診断を受ける際に入力したデータが使われますので、改めて入力をする必要はありません。
但し、試しと言うことでいい加減な入力をしている場合には、審査で断りになる可能性が高くなりますので、注意してください。
ジェイスコアのAIスコア・レンディングの結果は
ジェイスコアのAIスコア・レンディングに申し込みますと、しばらくして仮審査の結果がメールで送られてきます。
この仮審査の結果でOKであれば、必要書類(本人確認書類、収入証明書)を送信し、本審査を受けることになります。
収入証明書は、借入希望額が50万円以上か、他社の借入額と合わせて100万円を超える場合には、提出しなければなりません。借り換えの場合には、ほとんどが該当し、収入証明書を送らなければならないでしょう。
本審査では、AIスコア診断入力データの検証が行われます。
信用情報機関から他社での借入残高、返済状況などの確認、収入証明書による年収確認、勤務先への電話による在籍確認などが行われるのです。
本審査の結果、AIスコア診断入力データと矛盾がない場合には、WEB上で借入契約を結ぶことになります。
ジェイスコアのAIスコア・レンディングは振込みキャッシング
ジェイスコアのAIスコア・レンディングは、ローンカードの発行はなく、IDを発行し、それによって振込みキャッシングを申込む形で融資を受けます。
融資は、自分の銀行口座への振込入金です。当日、14時50分までに振込みキャッシングを申し込めば、当日に振込まれます。借り換えられるのであれば、1日でも早く借り換えた方が利息が安くなります。
ジェイスコアのAIスコア・レンディングの審査
AIスコア・レンディングの審査は、かなり慎重審査になっています。
本来は、AIスコア診断を受けた段階で、大手消費者金融会社でいうスコアリング審査は終わっているはずですが、本審査では最短で30分、通常はその日中に結果が出る形です。
大手消費者金融会社の場合には、無人店舗の自動契約機に行けば、30分から1時間以内に審査から契約、カード発行までを行いますが、それよりはかなり長い時間をかけて審査しています。
これはやはり、みずほ銀行系消費者金融会社であるためと思われ、成約率もかなり低いことが予想されます。
本来は、600点未満の方の申込みはありませんので、成約率は80~90%になってもおかしくありませんが、かなりの断りが出そうです。
特に、他社借入があり、その借入金額が大きい場合や、返済事故にはなっていなくても遅れ回数がある場合には、断りになる可能性が高いと言えます。
従って、借り換え可能なAIスコア点数でも必ず借り換えられるとは言えません。
J.Score(ジェイスコア) のAIスコア・レンディングでの借り換えは?
では、ジェイスコアのAIスコア・レンディングで借り換えは実際にできるのでしょうか。特に他社借入があり、その借り換えを考えている場合、AIスコア得点通りの借入ができるのか見てみます。
ジェイスコアのAIスコア・レンディングで借り換えは可能か?
ジェイスコアのAIスコア・レンディングでは、かなり慎重な審査が行われています。
広告などで新しい形の個人融資と銘打っているものの、実際には消費者金融会社のSMBCモビットと変わらない審査になっていると考えられるのです。
AIスコア得点そのものが、他社借入を考慮した得点になっているかについては疑問なところがあります。
借り換えが可能かどうかはAIスコアの点数そのものよりも、本審査における慎重審査の結果で変わってくる可能性があるのです。
他社の借入が10万円、20万円の場合には、よほど年収が低くない限り影響は少ないと考えられますが、先に述べましたように、返済方法が限られており、無料の返済ができない場合には、メリットがありません。
逆に、他社借入が100万円以上と多額になり、返済が苦しくなっている状況の場合には、年収にもよりますが、かなり審査は厳しくなり、断りになる可能性もあります。
ジェイスコアのAIスコア・レンディングでは借り換えを前提とした融資はない
ジェイスコアの場合、一部銀行や大手消費者金融会社が行っている他社借入の返済のための融資商品はありません。
大手消費者金融会社の場合、借り換え融資の場合には、他社の返済を証明する書類などの提出義務を条件として総量規制金額を超えて融資する場合があります。
しかし、ジェイスコアの場合、そのような商品はなく、AIスコアの範囲での借入に限られます。
すなわち、75万円の他社借入を借り換えるためには、AIスコア得点ランクで、その倍の150万円の融資が可能なランクでなければ、借り換えできないのです。
それは、総量規制の関係から他社借入を含んでAIスコアランクの契約極度額が決まってくるからです。スコアランクで150万円の利用可能枠であっても、そこから他社借入を差し引きますので、実際の利用可能額は75万円しか出ないのです。
従って、他社借入が多い場合、そのすべてを借り換えることは難しいと言えます。
ジェイスコアのAIスコア・レンディングは極度額契約
ジェイスコアのAIスコア・レンディングの契約形態は極度額契約になるようであり、その極度額契約は利用可能額となっています。
通常、大手消費者金融会社の場合、契約書は極度額契約になっています。
しかし、実際の利用可能額は極度額よりも低く(特に返済実績が無かったり、少ない場合)、返済に遅れがない場合には、増枠によって次第に極度額に利用可能額が上がっていく形になるのです。
通常、大手消費者金融会社の極度額は、ほとんどが年収の1/3の金額になっています。但し、実際の利用可能枠は、その年収の1/3の金額から他社借入金額を差し引いたものがMAXになります。
従って、大手消費者金融会社の場合、他社での借入金額が少なくなれば(返済遅れがなければ)、利用可能枠の増枠が契約書の書き換えなしでできるようになっています。
ジェイスコアのAIスコア・レンディングの増枠は再度AIスコア診断が必要
これに対して、ジェイスコアのAIスコア・レンディングでは、最初から極度額=利用限度額になっているようです。
すなわち、年収の1/3の金額から他社借入金額を差し引いた金額が極度額(利用可能額)となっており、借り換えて他社の借入がなくなったとしても、利用可能額を増額することはできません。
新たにAIスコア診断を受けて新しい契約を結ばないと増枠は出来ない形です。
そして、AIスコア診断のスコアリング得点は、AIによって常時変化しているため、前回と同じ得点が出るとは限らないのです。
総量規制と極度額の関係
ここで、総量規制と極度額の関係を見てみることにします。貸金業法における総量規制は、個人に対する融資は年収の1/3を越えてはならないという規定です。
しかも、この融資額は貸金業法で管轄するすべての借入を含んで年収の1/3となっています。
但し、抜け穴もあり、銀行は貸金業法の管轄外であり、銀行では年収の1/3を超える融資をしている場合がかなりあり、それが破綻につながる方もたくさん出るようになり、最近では金融庁が規制に動きつつあります。
それは別にして、消費者金融会社の場合、この規制を受けますので、既に借入が年収の1/3の金額を超えている場合には、追加の融資はできません。
従って、消費者金融会社の場合、極度額をこの総量規制の年収の1/3にしている場合が多いのです。
そして、他社借入がある場合には、利用可能額は、極度額から他社借入を差し引いた金額以下になっています。
総量規制と借り換えの関係
従って、総量規制の元では、本来、借り換えをする場合、年収の1/3の範囲で行わざるを得ません。
すなわち、年収が450万円の場合、融資上限は150万円であり、この150万円の範囲内で借り換えをする必要があるのです。
これは、他社借入が75万円以内であれば、スコアリングで150万円の査定が出た場合には、借り換えが可能になることを意味しています。逆に借入残高が100万円を超えている場合には、全額借り換えることはできません。
新規での借入申込の場合、スコアリングで150万円の査定がでるとは限りませんので、通常他社借入がかなりある場合には、借り換えは難しいのです。
総量規制を超えた融資はできない
すなわち、通常の貸付においては、総量規制の規定を超えた融資はできないのです。従って、ジェイスコアのAIスコア・レンディングでも、この総量規制の規定以上の融資は許されないのです。
ジェイスコアのAIスコア・レンディングはAIスコア点数で決まる
ジェイスコアのAIスコア・レンディングの利用可能額(極度額)は、AIスコアの得点によって決まってきます。
すなわち、得点が700点未満であれば、利用可能額の上限は150万円であり、その場合、借り換え可能なMAX値は75万円までとなります。
しかも、年収は450万円以上なければ、150万円の利用可能額のAIスコア得点はまずでないと言えるでしょう。
ジェイスコアのAIスコア点数で融資可能であれば借り換えは可能
従って、ジェイスコアのAIスコア診断を受けてもスコア得点による融資可能額が現在の他社借入残高の2倍が見込めるのであれば、一応借り換えの可能性はあると言えます。
但し、他社借入で返済の遅れが発生している場合や他社借入額多い場合には、本審査で断られることもあり得るのです。
また、600点ぎりぎりの場合には、利用可能額が150万円になる可能性は少ないと言えます。
ジェイスコアは大手消費者金融会社のような借り換え前提融資はない?
ジェイスコアでは、大手消費者金融会社のような借り換えを前提とした融資商品は掲げられていません。
全てパソコンやスマホでインターネットのWEBで完結する手法をとっているために、相談窓口そのものがないのです。
大手消費者金融会社の借り換え商品の場合には、融資後に他社借入の完済証明などの提出を条件として総量規制の枠を一時的に越える融資を実施しています。
これであれば、年収が450万円あれば、100万円を越えた他社借入の借換えは充分に可能ですが、ジェイコムの場合にはそのような商品はなく、あくまでも総量規制内の利用可能額の中での借り換えしかありません。
他社借入が100万円ある場合には、契約極度額のランクが200万円以上の7ランクでないと、借り換えの可能性はないと言えます。
ジェイスコアのAIスコアに他社借入は影響する?
現在のジェイスコアのAIスコアリングは、ソフトバンクの携帯電話の支払実績で組まれているため、他社借入の要素が入っているとは考えにくいところです。
従って、AIスコア診断では他社借入があってもよい得点は出る可能性はあります。
但し、例え、AIスコア診断で600点以上が出たとしても、他社借入が多額になっている場合には、慎重審査ゆえに本審査で断りになる可能性は高いと思われます。
従って、他社借入がある中での収入証明書が必要な借入の場合は、かなりシビアな審査が行われる可能性があるので、AIスコア得点が高く出たとしても、安心してはいけません。
断りが待っている可能性高いのです。
ジェイスコアのAIスコア診断では他社借入が多くても高点数?
従って、ジェイスコアのAIスコア・レンディングでは、AIスコア診断の結果が高いランクになったとしても、他社借入で多額の金額がある場合には、借り換えでなくても注意する必要があります。
恐らく、ジェイスコアでは、借り換えはあまり意識していないと考えられます。スコアリングデータに他社借入要素が入っておらず、他社借入がたくさんある場合でもAIスコア得点が高く出る可能性があるのです。
しかし、慎重審査の銀行系消費者金融会社は、マイナス思考で考えますので、AIスコア得点が高くても、他社借入が多い場合には、警戒され、利用可能額が削られたり、断りになる可能性は高いのです。
J.Score(ジェイスコア)のAIスコア・レンディングは借り換えの方法
では、ジェイスコアのAIスコア診断で良い結果が出た場合の借り換えの申込みについてご説明します。
但し、既に述べましたように、AIスコア診断でよい得点が出たとしても、他社借入が多額にのぼる場合には、利用可能額が削られたり、断られる可能性もありますので、そのつもりで申込みはしてください。
ジェイスコアにAIスコア診断の結果で申込み
AIスコア診断で得点が600点以上あれば、融資申込みをすることができます。申込みではAIスコア診断を用いるため、再度入力する必要はありません。
ジェイスコアの本審査では他社借入の確認と返済状況が調べられる
ジェイスコアの仮審査では、AIスコアの得点が融資条件に合致しているかどうかが確認され、仮審査結果がメールで知らされ、必要書類とその提出方法が知らされます。
借り換えの場合には、他社借入がありますので、収入証明書が必要になる可能性は高いでしょう。
そして、必要書類を送信しますと、本審査が行われます。
ジェイスコアの必要書類から総量規制内かの確認がされる
ジェイスコアに提出した必要書類の収入証明書と信用情報機関からの他社借入情報によって、総量規制の枠内での融資になるかどうかの確認が行われます。
他社借入が既に総量規制の年収の1/3に近い場合は、すぐに断りになります。
ジェイスコアの審査は意外と慎重審査
収入証明書と信用情報機関からの他社借入で総量規制の枠内になるかどうかの確認でOKが出ても、それですぐに融資が決まるわけではありません。
既に述べましたように、ジェイスコアは銀行系消費者金融会社であり、かなり慎重な審査を行っています。
他社借入がかなり多額に上る場合には、マイナス要素として得点を削られる可能性が高く、それによって600点を割ったり、ランクが下がることもあり得ます。
ジェイスコアの融資は返済手段が少ない
また、ジェイスコアで少額の借り換え融資を申込む場合、注意しなければならないのは、返済手段が限られることです。
すなわち、ジェイスコアの返済手段は、次の3つに限られています。
a.銀行口座からの自動引き落とし(毎月26日)
b.Pay-easy(ペイジー)を利用したインターネットバンキング口座からの振込み返済
c.通常の銀行振込みによる返済
です。
ローンカードが無いだけに、直営・提携のATMでの返済はできず、コンビニでマルチメディア端末による無料返済もできません。
さらに、ローカルのような場合、郵便局しかなくても、提携ATMも使えず、現金書留での返済もできないのです。
無料返済も実質的にはペイジーを利用した振込み返済しかなく、それが出来ない場合には銀行からの振込みによる返済に限られ、高い送金手数料がかかります。
従って、少額の借り換えの場合には、送金手数料の方が利息の減額よりも大きくなる場合もあるのです。
ジェイスコアは大手消費者金融会社のようなサービスは除外
その他にも、ジェイスコアのAIスコア・レンディングは、
- 14時50分以降の即日キャッシングができない点
- 自分の口座がある銀行が近くになければ、無料で現金を手にすることはできない
- 申し込みから契約まで時間がかかる
などの大手消費者金融会社の提供するサービスに比べて利便性の点でも劣ります。
J.Score(ジェイスコア)AIスコア・レンディングにおける増枠借り換えは
他社借入の借り換えではありませんが、もう一つの考え方として増枠借り換えがあります。ジェイスコアの増枠による借り換えについて少し見ておきます。
ジェイスコアの増枠は可能か
ジェイスコアの融資契約は、極度額契約ですが、極度額=利用可能額となっている可能性があり、増枠を考えた融資にはなっていないようです。
実際に増枠をするためには、再度AIスコア診断を受ける必要があり、新たな契約を交わす必要があります。
ジェイスコアのAIスコアは変化する
また、AIスコアリングの元データとなっている携帯電話の支払いデータには、増枠の考え方になるものはなく、システム的にも増枠対応はしてない可能性があります。
AIをスコアリングに導入していることにより、利用者の返済状況がスコアリングに反映されていく可能性があり、AIスコアリングそのものが変わっていく可能性があるのです。
但し、その変化の可能性は、同じ条件でもよくなる可能性も悪くなる可能性もあります。従って、再度AIスコア診断を受けたとしても、例え返済に遅れが無くても点数が良くなるとは限りません。
従って、増枠は当面ないと考えた方が良いでしょう。
ジェイスコアはまだ融資が始まったばかり?
ジェイスコアのAIスコア・レンディングはまだ始まったばかりで、利用者向けサービスもかなり制限した形になっており、借り換えにおいても明確なスタンスは示していません。
今後、1年半あるいは2年後には多くの返済事故や返済遅れが生じてくる可能性があり、AIスコアリングも大きく変化していく可能性があります。
さらに、その際には現在の慎重審査がさらに慎重になる可能性もあります。当面、借り換えや増枠については、慎重に見極める必要がありそうです。
まとめ
ジェイスコアは金利が低いことから借り換えを考えておられる方も多くおられます。その借り換えについての考え方を中心にしてご説明しました。
ジェイスコアの場合、スコアリングデータなどに他社借入データが入っておらず、借り換えを前提とした融資商品はありません。
ジェイスコアの場合、銀行系消費者金融会社であり、慎重審査が行われている可能性が高く、AIスコア診断で融資可能な得点が出たとしても、他社借入が多くある場合には利用可能額の減額や断りになる可能性があります。
また、金利は安くても無料でも返済手段が限られており、借り換えの金額が低い場合には、逆に返済の際の手数料の方が高くなる可能性があり、よく考えて借り換えを行う必要があります。
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