家族にバレないでキャッシングする方法とは?
「キャッシングしていることが家族にバレたら、騒がれそう…」そのように心配している方も多いでしょう。
キャッシングは昔「サラ金」と言われており、厳しい取り立てなどのイメージから「怖い業者」と考えている方も多いです。
特に悪いイメージがなくても、キャッシングしていることがバレたら「何のために?」と聞かれることは、容易に想像できます。
あまり言いたくないし、かといって隠せば怪しまれるし…。果たして、キャッシングで家族バレを防ぐことはできるのでしょうか?
どんなケースで家族バレする?
キャッシングは無担保・無保証人のローンですので、契約した本人以外に連絡が行くことはありません。カードローンも同様です。
ただし、家族と一緒に住んでいて、本人にかけた電話が家族に繋がってしまった場合や、本人に出した郵送物が家族の手に渡ってしまったなど、そのような連絡上の問題で家族バレする可能性があります。
電話や郵便物が来るタイミングとしては、審査における電話確認(本人確認)、契約書の送付、カード送付、利用明細書の送付というタイミングが考えられます。
電話確認は必ずありますが、大手消費者金融のように即日融資を行っている会社ですと、ネット申込後15分~30分程度で電話がかかってきます。
家族が留守にしているタイミングで申込めば、確実に自分が電話に出ることができます。
携帯電話をお持ちであれば、連絡用の電話番号を携帯電話番号にしておくという方法もあります。
申込書の多くは、固定電話番号と携帯電話番号の両方を記入でき、どちらに優先的に電話をかけるか、指定することができます。
契約書類とカードは一緒に送られてくるケースが多いですが、その郵送自体をなくす方法もあります。
1つは、SMBCモビットの「WEB完結」のように、契約書類をネット上でダウンロードし、カード発行せずに番号だけで取引するというケースです。
ただし、「WEB完結」は、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行のいずれかの預金口座を持っていること、本人確認書類として社会保険証か組合保険証を提示することという条件があり、誰でも利用できるわけではありません。
契約書・カードを郵送する金融機関でも、本人限定郵便であれば、本人しか受け取ることができませんので、家族バレする可能性が低いです。
もちろん、「何が届いたの?」と聞かれる可能性はありますが、その場合は「クレジットカードの更新」などと言って誤魔化す必要があります。
自動契約機なら安心
もう1つの方法としては、自動契約機(自動契約機)を利用することです。自動契約機は、スタッフのいない小型の店舗であり、モニターの指示に従って申し込みを行います。
審査に通過すれば、契約書類をその場で作成し、カードを発行することができます。
そのため、自宅に書類やカードが送られてくることはありません。
先にネット申込を行い、審査に通過した後で、書類とカードの受け取りを自動契約機に指定するという方法も可能です。
自動契約機で審査申込をした場合、結果が出るまでに30分~40分ほど待たなくてはなりませんので、少々暇になってしまいます。
毎月の利用明細書については、郵送発行せずにWEB上で確認するよう、ネット上で手続きすることができます。
ただし、提携ATMで取引して、その場で明細書が出てこないような場合は、後日明細書が郵送されてくるケースもあります。
その他にも、キャッシング会社からのお知らせなど、郵送物を発行しているケースもあります。
各金融機関の公式サイトで、郵送物が送られてこない(停止できる)ことを確認してから、申込むことをおすすめします。
会社に内緒にしたい
家族だけじゃなく会社に内緒にしたいという場合、会社への在籍確認にも注意しなくてはなりません。消費者金融の場合、会社名を名乗らず、個人名で電話をかけます。たとえば、「佐藤ですが鈴木さんはいらっしゃいますか?」という具合です。
ここで本人に代わってもらってもいいですし、本人不在で「ただ今外に出ておりますが」という返事があれば、それで在籍確認終了です。
そのため、消費者金融からの電話であるとは分かりませんが、あまり個人から電話のかかってこない職場ですと、不信感を持たれる可能性があります。
消費者金融によっては、申込人の家族や取引先の氏名を名乗るなどして、怪しまれないように対応することもできます(申込人が希望した場合のみです)。
一方、銀行の場合は、必ず会社名を名乗りますが、カードローンの確認電話であるなど、契約内容については一切口外しません。
そのため、「クレジットカードの確認電話」などと弁明することもできます。
いずれの場合も、会社に内緒にキャッシングすることができるので、あまり気に病む必要はありません。
ただし、派遣社員などですと、確認電話も繋いでもらえない場合があります。
そのような場合は、電話確認以外の方法で在籍確認できないか、個別に相談してみましょう。
在籍確認は本人確認の後に行うことが一般的ですので、本人確認の際に、担当者に相談することができます。
あるいは、「WEB完結」のように在籍確認も書類で行えるキャッシング会社を選ぶという方法もあります。