消費者金融会社のカードローン融資:即日キャッシングは審査甘い?
消費者金融会社のカードローン融資
街中で古い友人と久しぶりに再会して、飲みに行こうと誘われたとき、財布が寂しい時どうしますか。
消費者金融会社のローンカードを持っていれば、近くのコンビニに寄ってお金を引き出してから飲みに行くことができます。
また、子供がケンカして相手の子どもにケガを負わせてしまったが、その入院費が必要だと言う場合、まだ、ボーナスまで1ヵ月あるという時にはどうしますか。
消費者金融会社の無人店舗に駆け込んでカードローンを申し込めば、1時間もかからずにお金を借りることができます。
このように、消費者金融会社のカードローン融資は、即日キャッシングにおいて大きな力を発揮してくれるのです。
カードローンによる即日キャッシング
消費者金融会社のカードローンによる即日キャッシングは、カード一枚でいつでもどこでもお金を引き出すことができますし、申込んですぐに手にすることのできるカードです。
このカードローンの即日キャッシングについて、もう少し詳しくご説明しましょう。
即日キャッシングとは
キャッシングは、ご存知のように、気軽にお金を借りることを言います。
ローンカードだけでなく、振込み融資になどにおいてもキャッシングという言葉が使われるのです。
しかし、即日キャッシングと言う場合には、主に二つの意味があります。
一つは申込みをしたその日にキャッシングができることであり、もう一つはカードローンなどで、一日の中でいつでもお金を引き出せることを言います。
消費者金融会社のカードローンは、この両方ができるものです。
しかし、銀行やクレジット会社などのカードローンの場合は、カード発行に時間がかかるため、申込みをした日の即日キャッシングはできません。
また、消費者金融会社でも、申込みをした日の22時以降、朝の8時くらいまではネットで受付はしてくれますが、即日でのカードの発行はできません。
即日キャッシングの歴史
元々、即日キャッシングは、消費者金融会社がサラ金と呼ばれていた昭和40年代から始まっています。
当時は、金利が100%を超えているのが当たり前で、それが少し下がった昭和50年代には、消費者金融会社でも大手や準大手というところが、大量出店してたくさんの方に高利の即日融資をしていたのです。
それでも利息制限法の18%を大幅に超えて、50~70%程度の金利になっていました。
当時は信用情報機関がなく、高い金利のため、多少焦げ付いても充分利益が出たため、いくらでも借りられるという状況で、たくさんのサラ金からお金を借りて破綻する多重債務者が大量発生して社会問題化しました。
そのため、旧金業法が成立し、多重債務者を出さないように信用情報機関の設置が義務付けられ、さらに高い金利に対しても54.75%から順次下げていく方式がとられたのです。
これによってサラ金と呼ばれた消費者金融会社は正式に社会から認められるようになったのです。
その当時にATMが現れ、カードローンを発売するようになって、即日融資だけでなく、いつでも借りられる即日キャッシングができるようになったのです。
カードローンの即日キャッシングの正常化
ただ、正義派と呼ばれる弁護士集団などは、利息制限法を越えるグレーゾーン利息は違法だとして多重債務問題とともに社会問題化させたことにより、2006年に最高裁でこの主張が認められ、同年には貸金業法が改正されたのです。
すなわち、利息制限法を越える金利については無効であり、グレーゾーン金利については返還するように命じたのです。
これによって、消費者金融業界はようやく正常化し、本来あるべき姿になることになったのですが、過去のグレーゾーン金利を返還するように命じられた消費者金融会社には過払い返還請求が殺到して業界は大混乱に陥りました。
それから10年を過ぎた現在になって、消費者金融業界のカードローンはようやく本来あるべき姿に戻りつつあるのです。
そして、即日キャッシングの担い手として未だに多くの方の急な資金の必要な局面で力になってくれる存在になっています。
申込み当日のカードローン即日キャッシング
では、カードローン即日キャッシングの一つである申込み当日の即日キャッシングについて見てみましょう。
現在の消費者金融会社、特に大手と言われていますアコム、プロミス、アイフルなどでは全国に無人店舗が1千店前後あり、それぞれに自動契約機が置かれ、審査の受付をしています。
自動契約機は、それぞれのコンタクトセンターと呼ばれる集中処理センターのオペレーターとつながっており、その指示により申込みをします。
借入申込書に記入し、本人確認書類である運転免許証などと一緒にスキャナーに通しますと、後はその場で審査の結果を待つのです。
そして、30分前後で審査結果が出て、結果が良い場合には、契約書が出てきてその説明を受けた上で署名してボックスに契約書を入れれば、ローンカードが出てきます。
そのローンカードで店頭にあるATMでお金を引き出すことができるのです。無人店舗に入って30分から1時間ですべて終わります。
大手消費者金融会社の成約率は、45%~50%程度で、2人に1人はカードの発行を受けることができるのです。
カードローンの申込み受付時間
無人店舗のカードローン申込みの受付時間は、8時から22時くらいです。この時間帯であれば、申込み当日の即日キャッシングが可能です。
ネットでの申し込みの場合は、受付は24時間してもらえますが、実際に審査が行われるのは、無人店舗の時間帯と同じ、8時から22時までで、それ以降の申込みの場合は、審査結果は翌日になります。
カードローンの即日キャッシングは便利
次に、カードローンによる日常の即日キャッシングについてご説明します。既にローンカードは手元にある場合です。
ローンカードがあれば、消費者金融会社の店頭ATMでは無料で24時間お金を引き出すことができます。
また、大手消費者金融会社の場合には、コンビニや銀行などに置かれているATMと提携をしており、特にコンビニの場合は、24時間いつでもどこでもお金を引き出すことができるのです。
但し、月曜日の早朝は、どこもメンテナンスを行うため、使用できません。大手消費者金融会社の場合には、それ以外の即日キャッシングとしてネットでの融資も行っています。
会員サービスで自分の銀行口座を登録しておけば、いつでもパソコンやスマホから振込みキャッシングを受けることができます。
但し、基本的には当日の14時50分過ぎまでに申込みませんと、振込みは翌日になるのです。
プロミスは、三井住友銀行やジャパンネット銀行をはじめとした、全国約200の金融機関で24時間365日土日・夜間でも振込みが可能です。
振込みキャッシングは、その他にも携帯電話や固定電話でも申込むことができ、そのためのフリーダイヤルも用意されています。
カードローン即日キャッシングで危機回避
このように、大手消費者金融会社の場合には自社のATM以外でも、コンビニ、銀行などとの提携により、全国で8万台から10万台を越える提携ATMが用意されており、自由に即日キャッシングができます。
従って、急に友達と飲みに行くとか、親類の葬儀で香典が必要だというような場合にも、いつでもお金を引き出すことができますので、危機回避ができるのです。
即日キャッシングのコスト
これらの非常に便利に引き出すことのできる即日キャッシングですが、提携ATMを使った場合には、利用手数料がかかってきます。
どこも1万円までは110円、1万円を超える場合には220円がかかってきます。従って、余裕があれば、消費者金融会社の店頭ATMなどで即日キャッシングをした方が無料ですので、コストがかかりません。
また、振込みキャッシングの場合は、どこも無料になります。
振込みキャッシングの即日融資
大手消費者金融会社の場合には、即日の振込みキャッシングの対応もあります。
自宅に居ながらにしてパソコンやスマホで、銀行口座に振込んでもらえるため、クレジットカードや公共料金の引き落としがあるが、口座にお金がないと言う場合には便利に使えます。
但し、銀行の口座は15時に締め切られるため、14時50分過ぎまでに申込みをしませんと、当日中の着金はできませんので、引き落としには間に合いません。
いずれにしても、自動引き落としの場合は、15時に締め切りになりますので、それまでに入金されていなければ、引き落としがされませんので、早めに気づいて振込みキャッシングで入金するようにしてください。
また、引き出す金額が大きく、ATMから引き出して持ち帰るのが不安だと言う場合も、この振込みキャッシングは便利に使えます。
振込みキャッシングの即日融資の限界
但し、やはり振込みキャッシングは、あくまでも銀行口座での預金不足や高額のお金の移動には便利ですが、やはり時間的な即日キャッシングとしての限界があります。
14時50分を過ぎてしまいますと、当日の即日キャッシングはできませんので、その場合には、ローンカードを使って直営、提携ATMで引き出すことになります。
急に友達との飲み会と言う場合には、カードローンは非常に便利に使うことができるのです。
SMBCモビットのWEB完結申込みや新しくできたジェイスコアの場合には、店舗がなく、提携ATMしか利用できなかったり、カードそのものを発行されなかったりします。
その場合、あくまでも振込みキャッシングがメインになっていますが、やはり使い勝手という点ではカードローンには劣ります。
カードローン申込み当日の即日キャッシングの審査
大手消費者金融会社で、カードローンの発行を申込んだ場合の即日キャッシングの審査は、既に述べましたように、30分から1時間以内でカード発行まで行われます。
非常に短い時間に審査が行われるのです。
銀行などのカードローンの場合は、申込んでから数日かかりますし、銀行系消費者金融会社でもまる一日かかることもあり、SMBCモビットの場合には、使えるカードを手にするまで1週間近くかかります。
それを補うため、WEB完結申込みというローンカードを発行せず、即日キャッシングのできる商品を作っていますが、余程運が良くなければ、即日融資はできません。
さらに、振込先の銀行口座も制限があり、使える方は限られます。
ジェイスコアなどもSMBCモビットのWEB完結申込みと同じでネットでの振込みキャッシング専門ですが、申込み当日の即日キャッシングは難しい状況にあります。
消費者金融会社のカードローンの審査は通りやすい?
では、消費者金融会社のカードローン審査は短い時間で可能になっているのは、審査が甘く、通りやすくなっているためでしょうか。
大手消費者金融会社の場合にも、2人に1人はカードローンの申込みをしても断られています。
銀行や銀行系消費者金融会社の場合には、さらに断られる方の比率は高くなりますが、それは審査が通りにくくなっているのでしょうか。
カードローンの即日キャッシングは審査甘い?
カードローンの即日キャッシングの審査は本当に甘いのでしょうか。逆に時間をかけて審査を行っている銀行や銀行系消費者金融会社の場合には審査は厳しいのでしょうか。
銀行の審査は本当は甘い
銀行はもともと担保主義による貸付を行っており、無担保無保証人の貸付はしていませんでした。
土地という資産を持っている人には甘く、持たない人には厳しいという姿勢で融資をしていました。
すなわち、審査と言うことで言えば、資産の評価以外には非常に甘い審査しかしていなかったのです。
消費者金融会社の審査はシビアだが、一時それを忘れた時期もあった
それに対して、消費者金融会社は、資産を持っていないが、お金が必要という方に対して担保も保証人もとらずに融資をしています。
そのために、お金が必要な人でも貸してはいけない人、苦しむ人を見極めて融資しなければなりません。
従って、本来、消費者金融会社の審査は非常にシビアであり、厳しいものであったはずです。
しかし、昭和50年代からそのシビアさを忘れて、誰でも気軽に貸付ける姿勢に入ってしまい、貸金業法の成立、改正という2度の非常に大きな試練を迎えてしまったのです。
それは消費者金融会社が正常な道を歩むための必要な試練だったのかもしれません。
現在の消費者金融会社の審査は甘くない
現在の消費者金融会社の審査は、過去の膨大なデータに基づいて、事故になる可能性の高い方を判別する手法をスコアリングシステムという形で構築したのです。
そして、そのスコアリングシステムを使って審査に素人のオペレーターでも簡単に審査結果を出せる仕組みを構築した結果、短時間で申込まれた方の事故確率を割り出せるようにして、審査を確立したのです。
それは、審査時間が短いからと言って審査が甘いと言うことを意味している訳ではないのです。
銀行は時間をかけて厳しく審査していますが、バブル後にほとんどの銀行の経営が行き詰まるような不良債権を輩出しています。個人においても同様でした。
時間をかけて慎重に審査していても、事故になる方の選別はできていないのです。
それは、社会風評に基づく、その方の信用度を選別しているに過ぎず、本当の審査とは言えないものなのです。
従って、消費者金融会社の審査が甘いと一概に言うことはできません。
その消費者金融会社の即日キャッシングを実現している審査について、もう少し詳しく見てみることにします。
即日キャッシングの審査
消費者金融会社の即日キャッシングの審査は、既に述べましたように、機械化されたスコアリングシステムを使って行われています。
そして、消費者金融会社はそのスコアリングシステムに絶対の信頼を寄せて審査を行っています。
それ故に、審査時間は、30分から1時間でオペレーターでも審査ができるのです。
消費者金融会社でもネット専門融資は
消費者金融会社でもネット専門融資においてもスコアリングシステムが使われています。
最近、新規参入して大量のネット広告をしているジェイスコアなどもAIスコア診断というスコアリングシステムを使って審査をしていると言っています。
ただ、ジェイスコアの場合は、みずほ銀行系の消費者金融会社であり、基本的にAIスコアリングに対する信頼がないために、審査にまる1日というような時間をかけた慎重審査が行われているのです。
v消費者金融会社で即日キャッシングの審査甘いのは
消費者金融会社でも即日キャッシングの審査が甘いと言われている会社はあります。
一般に、消費者金融でお金を借りる方の場合には、まず信用力のある方は銀行や銀行系消費者金融会社に行きます。
そこで審査に落ちた方や、はじめから銀行の審査に通らないと諦めている方が大手消費者金融会社に行くのです。
さらに、大手消費者金融会社の審査に落ちた方や、審査に自信のない方は、中小消費者金融会社に行きます。
このように即日キャッシングの利用者層においては、ある程度の棲み分けが行われているのです。
従って、下の層の方が行かれるところほど、一般には審査甘いと言われています。
ただ、銀行などと大手消費者金融会社の審査の技術を比べますと、圧倒的に消費者金融会社の方が優れており、決して甘いという訳でなく、選別能力に優れていると言えるのです。
中小消費者金融会社のキャッシング審査は甘い?
但し、中小消費者金融会社の場合はちょっと事情が違ってきます。
元々、中小消費者金融会社の場合には、大手消費者金融会社のように膨大な利用者のデータがある訳でなく、システム化する資金もありません。
そのために、基本的には窓口の経験によって審査を行っています。
しかも、大手消費者金融会社で断られたや、審査に自信がないために来られた方が多く、本来であれば、断りが増えるはずですが、実際には大手消費者金融会社で断られた方でもかなり借りています。
何故中小金融会社の即日キャッシング審査は甘いのか
この中小消費者金融会社の審査姿勢は、やはり甘いと言わざるを得ません。
ただ、貸金業法の改正から10年間、大手消費者金融会社はかなり融資を絞っており、本来貸せる方でも断ってきました。
また、総量規制により、融資できるのは年収の1/3までとなっており、過去のように膨大な多重債務になる方は少なくなっているため、事故そのものが少なくなっているのです。
中小消費者金融会社の場合には、甘い審査でもその恩恵を受けてきたと言えるのです。
但し、今後、過払い返還請求が急減していることから、大手消費者金融会社は本来の姿に戻る可能性が高く、中小消費者金融会社の審査がさらに甘くなれば、事故が多発する可能性もあります。
即日キャッシング審査甘いほど金利は高く、融資額は少なく
従って、銀行を除いたところで見た場合、消費者金融会社の即日キャッシングの審査において甘いところほど、融資金額は少なく、金利は高くなると言えます。
ただ、金利は大手消費者金融会社も現在では上限金利の18%で貸付けており、その差はほとんどありません。
ただ、過払い返還請求が少なくなってきますと、大手消費者金融会社の融資は積極的になってくる可能性が高く、その場合金利も下げてくる可能性があります。その場合でも、中小消費者金融会社は追随しないでしょう。
無人店舗の自動契約機は即日キャッシング向き
消費者金融会社の無人店舗における自動契約機は、即日キャッシングには向いているシステムと言えます。
若い人たちには、対面で話すことを苦手とする方が多く、そのような場合、機械と話している感じのする自動契約機はこちらから姿が見えないだけに安心できます。
但し、審査そのものは店頭の対面でも自動契約機でも、さらにネットおいてもスコアリングシステムで判断しますので、決して甘くなっているわけではないのです。
消費者金融会社のカードローン審査の特徴
従って、消費者金融会社のカードローン審査の特徴は、スコアリングシステムに尽きるのです。
これがあることによって、審査の集中化が可能になり、オペレーターでも審査が短時間でできるのです。そこには、スコアリングシステムに対する信頼感がなければ、できません。
そこが大手消費者金融会社と銀行系消費者金融会社との違いになっています。
スコアリング審査は時間が短くても審査は甘くない
スコアリングシステムによる審査は決して甘いものではなく、過去40年間の大手消費者金融会社の経験とデータを凝縮したものであり、より利用者の選別を高度に可能にしていると言えるのです。
審査の厳しい銀行系消費者金融会社?
いたずらに時間をかけて慎重審査と言っているところほど、審査はきびしいどころか、逆に甘いと言っても良いでしょう。
それは審査に自信のない表れなのです。
土日祝日の即日キャッシング審査
大手消費者金融会社のカードローン審査で甘さが出るのは、唯一、土日祝日の審査です。
土日祝日の場合には、即日キャッシングの信頼性を高める勤務先への在籍確認ができない場合が多いのです。
そのために、一応カードローンの契約はしてカードを発行しますが、利用可能額は低く制限しています。そして、翌日に在籍確認ができた時点で、利用可能額を引き上げるなどの措置をとっています。
そのため、土日祝日の場合には詐欺も増える傾向にあります。
消費者金融会社の成約率と審査の甘さの関係
大手消費者金融会社では、成約率という申込まれた方のうち、契約のできた方の割合を発表しています。
貸金業法の改正前には80%から90%以上という異常な成約率の時期もありましたが、改正によって一時は20%程度まで低下していました。
現在では45%~50%程度まで回復しています。
本来80%を超える数字は金利が高いことによって、成立していた数字であり、今後そこまで成約率が上がるとは考えられません。
しかし、これからは過払い返還金額が減少してきますので、大手消費者金融会社の採算ラインはかなり上かりますので、スコアリングシステムによる足切りライン(断りライン)は下げることが可能になります。
それは、早く言えば、審査が甘くなることを意味しています。
即日キャッシング審査の甘さは返済事故につながりやすい
本
来、事故になり易い方に融資することが良いこととは言えません。
即日キャッシングの審査が甘くなると言うことは、事故になる可能性の高い方に貸付ける可能性が高くなることを意味します。
その意味で、今後、大手消費者金融会社の発表する成約率がどんどん高くなる状況は再び事故多発を招く可能性があるのです。
ただ、現在の貸金業法では総量規制が効いており、融資が膨らんだとしても年収の1/3以上にはならないはずであり、通常であれば、生活を切り詰めれば返せる水準です。
ただ、景気が悪くなって失業したり、病気になった場合には返済ができなくなる方が増える可能性があります。
その意味で、成約率はあまり高くなってほしくありませんね。
消費者金融会社のカードローン即日審査で通りやすい人・通りにくい人
大手消費者金融会社のカードローンの即日審査のスコアリングシステムは、各社それぞれの経験とデータに基づき、それぞれ個別に構築しており、通りやすい方、通りにくい方は違っています。
ただ、その中でも一般的に言えることをまとめておきます。
消費者金融会社のカードローン即日審査で通りやすい人とは
カードローン審査のスコアリングシステムにおいて得点が高くなり易い可能性のある方は次のような方です。
- 勤務先の会社規模が大きく、上場会社の場合や、公務員の場合には通りやすい
- 居住年数や勤務年数が長いほど、審査は通りやすい
- 他社の借入額がないか、少ない人は通りやすい
- 他社借入があっても返済の遅れがない人
- 保険証の種別が国民健康保険証でない人
但し、これはあくまでも一般的な傾向であり、これに該当するからと言って必ず審査に通るという訳ではありません。
消費者金融会社のカードローン即日審査で落ちやすい人とは
カードローンのスコアリングシステム審査で落ちやすい方は、消費者金融会社ごとに項目が違うため一概には言えませんが、次のような傾向があります。
- 勤務年数が短い、或いは居住年数が短い
- 収入が少ない
- 職種に収入の安定性がなく、延滞例が多い場合(水商売、日雇いなどで各社で相違)
消費者金融会社のカードローン即日審査で断られる人とは
また、消費者金融会社のカードローンの即日審査で断られる方は、
- 年収がない場合
- 他社で年収の1/3を越える借入をしている場合
- 虚偽の借入申込書をした場合
- 年齢が20歳未満、70歳以上の方
- スコアリングシステムで貸付不可の出た場合
の場合です。
闇金の甘い審査と言葉に注意
中小消費者金融会社などでも断られたり、返済が苦しくなった場合に甘い言葉で誘いをかけてくるのが、闇金です。
闇金の場合には、貸金業法の外(登録外業者)で営業をやっており、金利にも制限がありませんが、審査もありません。
ソフト闇金と言われますかって登録業者であったものが、貸金業法の改正の際に登録を行わず、違法のまま営業をしている業者もあります。
それらも返済が行き詰まった場合には、闇金に情報として流れたり、債権として売却されたりして、違法な高い金利で甘い言葉で誘ってきますが、後で暴力的取り立てなどで苦しむことになりますので、手を出さないようにしてください。
そのような場合には、儲け主義でない弁護士事務所に債務整理を依頼するようにしましょう。
まとめ
消費者金融会社のカードローン融資における即日キャッシングの審査を中心にご説明しました。
大手消費者金融会社のカードローンの即日キャッシングの審査は、過去のデータと経験からスコアリングシステムを構築し、事故になる可能性の高い方を選別するノウハウを確立しています。
従って、短い時間で審査が行われるからと言って、決して審査が甘いわけではありません。但し、中小消費者金融会社の場合には、そのようなデータもシステム構築の資金もないため、あくまでも経験で審査を行っているため、かなり甘い審査になっています。
銀行や銀行系消費者金融会社の審査も、時間をかけた慎重審査と言われていますが、それだけ審査に自信がないことを示しており、決して審査そのものが厳しいという訳ではありません。
ただ、今後、過払い金返還額が少なくなってきますと、大手消費者金融会社は融資に積極性を見せる可能性があり、審査が甘くなる可能性があります。
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